例えば、昔からご自宅にピアノがあったとします。お子様やご自身がこれからピアノをはじめられる場合は、必ず最初に調律を行うことをおすすめします。
調律を一切行わずにそのままにされていたピアノは、外からの見た目は変わらないので、全く問題なく演奏できると思われてしまいがちですが、内部は当時のままであることを忘れないでいただければと思います。
「少しピアノを弾いてみても音が出た、ペダルが硬いけれど踏める、これならこのまま使えるかも」と調律を行わずにそのまま使用することで、ピアノの内部を傷めたり、正しいレッスンができない可能性があります。
ピアノの調律作業には、調律、整調、整音作業があります。
調律はご存知の通り音を調整して合わせる作業、整調は鍵盤の硬さや鍵盤から鍵盤の動きに関わる調整作業、整音はピアノ内部のハンマー部分の動きに関わる調整作業で、これらを行うことでピアノは美しい音色を鳴らすことができます。
古いピアノをそのまま使っていると、起こることとしては、突然鍵盤が下がって動かなくなる、力が伝わらなくなるといったことや、金属疲労によって突然内部で弦が切れるといった物理的なトラブルの発生が考えられます。
他にも、お子さんが演奏しながら聞いているピアノの音の音程が低いことで、音楽の学習に影響を及ぼす可能性もあります。
ピアノの調律のことなら、愛知県知立市の澁井ピアノ調律事務所にお気軽にお問い合わせください。