みなさんこんにちは。今回は、ピアノの調律頻度について少しだけご紹介いたします。
ご自宅やピアノスクールなどにて、ピアノをお持ちの方はぜひ一度お読み頂けますとよりピアノのメンテナンスに関する知識がついていいのではないかと思います。
結論から申し上げますが、ピアノの調律頻度はおよそ一年に一回を推奨しております。
長年の経験上、およそそのくらい経つとピアノの音程が乱れてくる為です。
そして、ピアノの調律について少しだけ基礎知識をご紹介いたします。そもそもどういう要因で、音に乱れが生じるのでしょうか。
まずは、長時間ピアノを弾くことに他なりません。鍵盤を叩くとハンマーが弦を叩き、弦が振動します。
すると、何十トンもある弦の張力が少しずつ緩んでいきます。長時間弾くことで、緩みが大きくなります。
また、意外と知られていないのが、温度、湿度の極端な変化です。
ピアノを置く環境は、ふつう温度は15~25℃、湿度は40%~60%の範囲に保つのが良いとされています。
しかし、湿度が多少高め、あるいは温度が高め、あるいは低めでも、その状態が一定であれば、音の狂いは案外出にくいという意見を持つ調律師は実は多くいます。
いずれにせよ、ピアノ環境も含めて一度調律師にメンテナンスを依頼されてみてもいいでしょう。
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